映画『霍元甲(邦題:SPIRIT)』について。
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すでに日本のジェイ迷のあいだでは大論争が繰り広げられている、映画『霍元甲(SPIRIT)』の主題歌すり替え事件。
李連杰×中村獅童×周杰倫のカンフー映画、中国上映へ
というトピックスをみて、「きゃー!めちゃ楽しみ!!」とドキドキしながら日本公開を待ちわびていたのですが、まさか

李連杰×中村獅童×日本人の某グループのカンフー映画、日本上映へ

・・・めちゃテンション下がるわぁ~

イヤな予感が当たった・・という方も多いのでは。
劇場での予告編やTVCMではジェイの歌を流しながら、実際の主題歌は日本人の某グループの曲に決定。アジアンパラダイス様によると、ジェイの曲は「キャンペーンソング」としてCM等で使われるとのこと。
そしてさきほど、TVで「SPIRIT」のCMを観たのですが、流れたのはやはりジェイの「霍元甲」、そして画面右下に「キャンペーンソング ジェイ・チョウ」の文字が!!
さすがに、映画の雰囲気を台無しにするような曲で予告CMながすのはちょっと・・・とワーナー宣伝部が思ったかどうかは分かりませんが、ここでちょっと冷静になって思い出してみましょう。
そもそもジェット・リーがジェイにこの映画の主題歌を依頼した理由は「若い人にこの映画を見てもらいたいから」だったのです。ジェット自身、それまでジェイのことを知らなかったようです。もちろん彼の音楽がどんなものかも知らずに、若者の集客効果を狙ってジェイを起用したのです。
結果、ジェイの主題歌に大満足したことは、日本コンサでのジェットのコメントからも分かりますし、その効果あってか中国大陸での興行成績も絶好調だったよう。
この作品は、「年間に28万人もが自殺しているという中国の若者たちに、命の大切さを訴えたい」という彼の魂がこめられた映画なのです。

日本公開にあたって、「日本で若者の注目を集められるのは誰か」と考えられたことはむしろ当然の流れかもしれません。
・・・まぁ、そんな純粋な理由だけで例のグループが選考されたとは思いませんが(笑)

外国映画が日本で公開される場合、劇場やTV等で流れる予告編は「日本用」に日本の配給会社によって編集され直したものがほとんどです。タイトルにしても然り。
そして過去の例を見ると、娯楽性の高い作品ほど、主題歌が日本人のものに差し替えられるケースが多いように思われます。
予告編やタイトルだけでなく、主題歌まで日本人のものにすり替えられるっていう現象は、世界有数の「映画輸入国」日本独自のものなんでしょうか?ほかの国の事情はわかりませんが。

中国情報局のインタビューからは、ジェット・リーがこの作品にかける並々ならぬ想いが伝わってきます。「この作品を私の最後の武術映画にします」とまで語っているジェット。
アクションが多い映画とはいえ、主演俳優がここまで語っている作品を「娯楽映画」と位置づけしてしまったワーナーさん。

今回は、「ジェイファン」である前に、「映画ファン」として、

これってどうなの。

と考えさせられる事件でありました。
あっ、でも映画は絶対観ます!ジェット・リーの魂を観なくては。

・・・・まぁ、エンディング始まったら耳は塞ぎますけどね
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by storage-room | 2006-03-04 17:06 | ★周杰倫(映画)
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